カッバウィは標高850mの冠峰(グァンボン)の頂上に正座している巨大な仏像である。冠峰は八公山の稜線の最東端の峰で、石階段で上って行ける。駐車場、食堂などの施設が用意されているカッバウィ集団施設地区から石階段を1時間ぐらい登ると頂上に着く。
カッバウィは全体の高さが4mの坐仏で、正式の名は冠峰(グァンボン)石造如来坐像である。 
カッバウィの名は頭の上に厚さ15pぐらいの平らな石を冠のように被っていることから由来し、丸い顔に堅く口をつぐみ、堂々とした姿には威厳と慈悲深さが宿っている。 統一新羅時代の代表的な傑作として宝物第431号に指定されている。 カッバウィは願いの一つは必ず叶えてくれると言われ、朝早くから人々が列をなしている。毎月1日や入試の時などは全国各地から人々が訪ねて来るとともに、毎年1月1日は日の出を見に来る人々で賑わう。 カッバウィから慶山(ギョンサン)の瓦村(ワチョン)と八公山の東峰へ行く道がある。東峰へ向かう登山路は印峰(インボン)、露積峰(ノゾクポン)など様々な峰々と稜線峠、神霊(シンリョン)峠などへ繋がる八公山の右羽に当たる主稜線道で、登山客たちに人気が高い。

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一文字に走る八公山進入道路が徐々にカーブを増してくると、すぐに破軍峠(パグンジェ)が現われる。 破軍峠は把渓寺と桐華寺が分かれる所で、ここから高度が段々高くなり、八公山が本格的に拡がっていく。この道を車で30分ぐらい走ると桐華寺が現われる。桐華寺は由緒深い新羅の古い寺で、滝谷、ビンデ谷、スシュッ谷が左右にある道鶴洞(ドハクドン)の渓谷に位置している。
極達和尚(グクダルファさん)によって493年に創建され、当時の名前は瑜伽寺(ユガサ)であった。その後、心地大師(シンジデサ)が再建する際、桐の花が奇麗に咲いたことから桐華寺と称された。 桐華寺で一番最初に出会う建物は鳳棲楼である。鳳棲楼(ボンソル)は桐の森だけ巣を作る鳳凰を象徴する楼閣で、桐花を意味する桐華寺と組み合っている。 鳳棲楼を通り境内に入ると、桐華寺の中心殿閣である大雄殿が中央に位置している。大雄殿は正面3間、側面3間の雄大な建物で、朝鮮王朝の英祖代に建てられた。捻れたままの木を柱に使って自然美を生かしており、内部には阿弥陀仏、釈迦、薬師如来仏を奉っている。頭を下げ本を読んでいるようなこの仏像は朝鮮時代のソンビ(儒学者)を象徴し、山水画風の幀画、天井を飾っている極楽鳥には生気がある。 桐華寺の東側には金堂庵が離れ座敷を成している。金堂庵は参禅をする穏やかな庵で、端雅に均衡のとれた2基の3層石塔が向い合っている。この塔は統一新羅時代の作品として宝物第248号に指定されている。 金堂庵の前の道は元々桐華寺の入口であった所で、寺の旗を掛けた幢竿支柱(宝物第254号)と石造浮屠(宝物第601号)が立てられている。ここから少し下ると、巨大な'統一薬師如来大仏'が森にそそり立っており、この道のつきあたりの岩には優しく微笑む磨崖仏坐像(宝物第243号)が刻まれている。その他にも桐華寺の周辺には毘盧庵、念仏庵、浮屠庵、養真庵、内院庵などの由緒深い庵が多くある。 毘盧庵は桐華寺の入口の駐車場の下にある庵で、統一新羅時代の毘盧遮那仏(宝物第244号)と3層石塔があり、入口に食堂が並びいつも賑やかである。毘盧庵から山道で1時間半ぐらい下ると念仏庵が現われる。念仏庵から1時間の距離には八公山の頂上である東峰があり、登山客が多い。 八公山の主峰の毘盧峰は軍事基地組み入れられており、東峰は一般人の登れる最高峰となっている。東峰に上がると八公山の壮快な山並が目前に広がり、天気のいい日は琵瑟山、カヤ山まで見える。 桐華寺(トンファサ)近隣の庵 : 桐華寺は滝谷、ビンデ谷、スシュッ谷が左右にある道鶴洞(ドハクドン)の渓谷に位置している大伽藍であるため桐華寺の周辺には毘盧庵、念仏庵、浮屠庵、養真庵、内院庵などの由緒深い庵が多くある。

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花郎橋から琴湖江上流の方面1.4kmまで公園地帯となっていて、自然観察に来た子供たちや散歩する市民たちで賑わう。生態系を破壊せず作られたのが特徴。

東村遊園地(44万坪)は大邱市の東側の金湖江沿いに作られた遊園地で、大邱市民に親しまれている憩いの場所である。各種娯楽施設が揃っており、ドライブが楽しめる道路も建設されている。水量の豊富な金湖江にはつり橋がかけられており、優雅な名の峨洋橋が架けられている。ケ−ブルカ−、架け橋、体育施設など各種の娯楽施設がある。 東村遊園地Tel.940-1512

新岩(シンアム)洞平和市場辺り。1983年四つの店から始まったこの通りはいまは50軒余りになった。 大学生やサラリーマンたちがよく訪れる。手頃な値段のおつまみ、香ばしいにおい、さっぱりした味が特徴。女性の客も多いという。

全国唯一、街路樹としてマロニエの木ばかり植えたこの通りは、東区不老洞、鳳舞洞(ポンムドン)道路沿いに1km程度。物寂しい都心から離れ季節の趣を楽しもうとする人や恋人たちが多く訪れるようになった。