1. 梅花は3月15日〜25日に満開して花びらは五つである。色は有白色であり、がくは茶褐色でいい香りがする。
2. 葉っぱは楕円型で平均の幅が42o、長さ82o、葉柄は12oである。
3. 枝の芽は黄緑であり、夏には深い青、初秋には黄青色に変わる。
4. 幹は最初、青で育つが、時間が過ぎるにつれ黄色、濃い褐色に変わる。
5. 基枝は丸く表皮に縦の並列が出来る。実の枝は短く先が尖がっておりとげが生える。だから‘トゲ梅’と呼ばれる。枝と幹がとても丈夫である。
6. 新しい根は淡白色であり太くなるにつれ褐色になり丈夫になる。基枝一つは土の中に深く入る。周辺に5〜7つの基枝が出来るがその長さが木の枝より1.2倍もっとのびる。
7. 梅の種(核)の形は両側の先が尖がっており体が凸っており針穴のような穴がたくさんある。
 
月別 直径 実の長さ 重さ 核、果肉 比率 クエン酸 含有量 特徴
4月中旬 3~5mm 4~6mm 5g   黄緑 0 表面に毛が密生 水分状態
5月 5~10mm 6~7mm 7.5g 1:1.5 青緑 1g うぶ>毛松 軟質化
6月 10~30mm 12~40mm 15g 1:3 淡い 12g うぶ毛落 木質化